2008/02/06 (Wed) 親子で病に倒れる？！

朝、菜々の泣き声で起きた。
菜々は私の体調が悪いのが分かっているかのように、
夜中一度もおきず、朝まで寝てくれたことに気付く。
授乳を済ませ、キッチンに行くとお腹が減ってきた。
めまいも気にならない。
ご飯を炊いて、味噌汁を作る。
賞味期限が危ない卵があったので、シーチキンとニラを入れた卵焼きを作った。
ご飯が炊き上がるまで、少し時間が合ったから
私の布団で寝ていた菜々の隣にもぐりこんだ。

･･･なんだか寒気がする。

・・・おかしい。

・・・風邪？

起き上がろうとすると、貧血のようなかんじ。
さっきまで動けていたのがうそのようだ。
吐き気も出てきたが、食べていないので胃液しか出てこない。
旦那が起きて、「大丈夫？どうする？」と聞いてきたので、
最初は大丈夫と答えたが、やっぱり病院に行ったほうがいいような気がしてきた。
夕方なら仕事が終わると言っていた母親に連れて行ってもらえるかを
電話して聞いてみることにした。

「気になっていたのよ。
 仕事があるけど、研修だから行かなくても大丈夫よ。
 あとで人に聞くから。
 それよりもあなたのほうが大事。
 ○○くん（旦那）は仕事に行っていいからって伝えて」


母親の優しさに涙が出てきた。
自分が母親になってから、今まで以上に母親の愛情を感じるようになった。
私も自分の子どもに母親のように接していきたいと強く思う。

旦那が会社に行った後、
菜々のお出掛けグッズと必要なものをカバンにつめ、
菜々を布団にくるみ、落とさないように抱えて実家まで歩く。
ほんの数メートルの距離。
その距離が今日は遠い。

授乳しているから、内科ではなく小児科に行くことにした。
ついでに菜々の吐き戻しについても診察してもらおう。


私の症状。
・下痢（昨日のみ）
・吐き気
・寒気
・めまい

診察の結果、今流行っている感染性胃腸炎と診断された。
血液検査、尿検査をする。
そして、脱水症状とのことで点滴をすることになった。
看護婦さんからは、「これじゃおっぱいでないわよー」と何度も言われた。
最初５００ミリリットルの予定だったが、足りないらしく２００ミリリットル追加。

菜々はレントゲンをとったが異常なし。
吐いてはいるが、体重は順調に増えているといわれ、一安心。
どうやら菜々も胃腸炎らしい。
薬を処方された。

点滴をしている間、母親が菜々を抱っこしていてくれた。
病院に来る前にミルクを飲ませたが、全て吐いてしまったので
お腹が減ってずっとぐずぐずしていた。
菜々がぐずりはじめそうなのが、点滴をする前に気付いたので
点滴が始まってすぐ看護婦さんに

「点滴をしている状態でも、おっぱいが出るようなら　あげてもいいですか？」

と聞いた。そしたら、

「点滴をしている１時間ぐらい休みなさい。
　泣いてもお母さんに頑張ってもらって。
　今だって頭の中ではそのことしか考えてないんでしょ。
　頑張りすぎないでいいから。
　もう休んでいいから、ね」

と、言われた。

確かに、今の私の頭の中は菜々のことでいっぱいだし
菜々に合わせて生活を送っているから
「１時間なにもせず寝てていい」という時間はもっていない。
菜々が泣けば眠くてもそこで睡眠は中断される。
だから看護婦さんの言うとおり、この１時間は貴重な１時間。
その言葉に甘えて、寝させてもらうことにした。


点滴が終わってしばらくすると、胸がはってきた。
おっぱいがやっと出るようになった証拠だ。
まだ全快じゃないけれど、動けるようになった。

血液検査と尿検査の結果にも
体の中が炎症をおこしていることが出ていて、
どうやら血糖値も下がっていたらしい。
病院に行ってよかった。